ウルトラマン・ネクサス

先週より始まった、新ウルトラマン
今回は、いつもとはちょっと違った展開を見せてくれてちょっと期待しています。
個人的に、面白いと思う点をあげてみたいと思います。
・主人公がタダの人。
 現時点では、主人公と思える人と、ウルトラマンは別人です。
 それでも、宇宙生物と闘う組織、「TILT」の一員ではあるのですが、落ちこぼれのレスキュー隊員がスカウトされて入隊という、入隊する経緯まで語られていいます。
 物語の中心を人間に置くことによって、より自分たちの視点に近づいていると言えるでしょう。
・TILTの組織設定
 宇宙生物と闘うチーム「TILT」。
 しかし、その存在は一般人には知らされていません。
 今までのいわゆる「科学特捜隊」が地球を守る英雄的存在として、民間に広く存在を知られていたのとは違い、今回のTILTは、完全な秘密組織です。
 主人公が入隊する際も、基地の場所を知られないために、ある場所から目隠しをされて移動させられたり、登場する戦闘機なども、出動と同時に光学迷彩によって人の目に映らないようにされていたりと、万が一にもその所在が明らかにされることがないように配慮されています。
 宇宙からの生物が地球に来て害をなしているなどと世間に知られればパニックになることを考えてか、宇宙生物の駆除は、秘密裏かつ迅速に行われます。
 しかも、かなり、体系だてた組織構成となっており、主人公の属する実働部隊「ナイトレイド」は、戦略チームの指示に完全に従って行動します。
 人の一人や二人、見殺しにしてでも、宇宙生物の被害が広がるのを食い止めるという判断をする戦略チームは、これは人類と宇宙生物たちとの生存をかけた戦争だという空気を漂わせています。
 (なんとなくエヴァのNELFくさいちゅーのもツボ)
ウルトラマンとは?
 現時点では、ウルトラマンが何者でどのような立場なのか一切不明です。
 今後、徐々に、その謎が解明されていくのでしょう。
 とりあえずは、人類の味方みたいです。
・人間ドラマ
 隊員それぞれ、抱えているモノがあるらしく、今後、隊員それぞれのエピソードも語られていくと思います。
 今回、やたらと宇宙生物を敵視する女性隊員が、ウルトラマンに対して発砲したりと、妙にリアルですね。


てなわけで、ウルトラマンのくせに、ウルトラQみたくダークな匂いがするネクサス。
今後に期待です。