世界樹の迷宮

ATLASのDS用新作RPG。「世界樹の迷宮」を遊んでいます。
シンプルな3Dダンジョンもので、過剰な演出などはありません。
雰囲気的にはWizに近いです。


音楽が古代祐三氏ということで思わず購入してしまったのですが、可愛い感じのキャラクターの反面、期待以上に骨太で面白いです。
このRPG、3Dダンジョンタイプなのですが、このタイプといえば必要なのはマッピングです。
しかし、多くのこの手のRPGといえば、メニューで自動マッピングされたものを参照するものがほとんどですが、こいつはなんと、DSのタッチスクリーンの方に手書きします。(一応自分の歩いた場所は塗りつぶされる機能はある)
そして、壁やらドアやらイベントやら宝箱などを自分で描いていくことが必要です。
これが予想以上に楽しく、パーティがすぐに死んでしまうきつい状態の中、もう一歩、もう一歩とぎりぎりまでマップを記入していってしまいます。
そしてもうだめ、というところで命からがら生還するということを繰り返してしまいます。


また、基本的にお金は不足気味なので、虫の息なのに宿屋に泊まる金すらない。ということもしばしば。
そうなると、モンスターの陰におびえながらアイテムを拾いに行ったり*1、ダメージを負わないように最新の注意を払って弱いモンスターを討伐にいかなければなりません。
#ギルド制で予備のメンバーを登録できるので、小遣いかせぎ部隊を編成しておくのが良いのかも。


フィールド上には、ランダム遭遇の敵に加えてはっきりとその存在が確認できる強めのモンスターもおり、弱いうちはそいつをいかにやり過ごすかも重要な戦略になります。こいつらは、戦闘している内に、同じ区域にいる同種のモンスターが合流して手が付けられなくなるということもありますので、どの位の実力をもって挑むかが非常に重要になります。
ゲームの進行はクエストとサブクエストを積み重ねていくタイプですので、はじめやすくやめやすい。また、DSを閉じればサスペンドしますので、暇をみつけてはちまちまとやっております。


もともとの目的であった古代氏のサウンドは、昔のファルコムサウンドにちかいどことなく懐かしい響き。
なんでかなと思ったら、氏の手持ちのFM音源からサンプリングした音を使っているとのこと。
レトロゲーマーにはうれしい限りの一本です。

*1:スキルがあれば1日にいくつかアイテムが拾えるポイントがある。