2コンボ

今日は時間の都合がよかったので2本立て続けに観てきました。
アップルシード
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
です。

では、感想なんかをちょこちょこと…
アップルシード
完全3DCGアニメであるこの作品、自称「3Dライブアニメ」らしいですが、3Dは分かるがどこがライブなのだとか思っていたのですが、マジで度肝を抜かれました。
このアニメ、3Dモデルにモーションキャプチャーで動きをつけるという、まるで、ゲームのような作り方をされているのですが、3Dアニメでモーションキャプチャーを使うというのが非常に効果的であるということがわかりました。


まぁ、町の人と主要人物のいくらかは、モーションキャプチャーになれてないのか、多少不自然な動きがありましたが、さすがに血の通った動きをしてくれます。
また、あえてトゥーンレンダリング*1した人物も実に見事に映像にマッチします。
海外のフルCGアニメのような硬質な感じは全く受けません。
本当にどっから観てもアニメなんです。


同じく士郎正宗原作を題材としたイノセンスは、芸術的観点から観ると圧倒的ですが、いかんせんエンターテイメントという部分においては、いささか不満を感じます。


しかし、アップルシードは完全な娯楽作品だと言っても過言ではありません。アクションの演出もすばらしく、特にラストの10分位は、私、不覚にも右手の親指をぎゅっと握ったまま離すことができませんでした。
DVD出るのが楽しみな映画がまた増えました。(^^



ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
長い!というのが、見終わった感想ですが、実際はあまり気になりません、さすが!というか何というか、テンポの良さでしっかりと見せてくれます。
どちらかと言えば、意識よりも体の方が先に悲鳴を上げてきます。
#体が痛い。


まぁ、今更批評をするのは、何ですが。
はっきり言います。


えー


ロード・オブ・ザ・リングの主役は、フロドではありませんっ!サムですっ!サム。
ブラボー!かっこいいぜ!

とにかく、主人公であるフロドは(指輪の影響もあって)どんどん、DQNになっていく反面、最後までフロドに忠誠を尽くし、冷静さを失わず、ここと言うときは熱血というサムは、とても好感が持てました。


あと、映像の迫力やアクションはさすが!という感じで、安心してみることができます。
どうにもこうにも、既にDVDを「ぽちっとな」してから見に行った映画なので、観るか観ざるか、非常に悩みどころではあったのですが、結果的には映画館で観てよかった作品でした。


ということで、本日2本は2本とも(個人的に)あたり!ということで、とても幸せです。

*1:マンガのように見える3D処理。ドラクエ8がそう