FreeNoteQt 1.11.5pre

とりあえずバージョンアップしたFreeNoteQtですが、レイヤー機能という普通に使う人には全く関係のない機能が強化されています。


レイヤーというのは、ペイントツールではお馴染みですが、FreeNoteQtのようなドロー系ツールではあまり見たことがありません。
個々のストローク自体がレイヤーみたいなものなのだからでしょう。


では、一体これはどう使えば良いのでしょうか?ちょっと考えてみました。
(1).清書用
FreeNoteにはテキスト機能がついていますが、通常メモを取るときにはいちいちテキストなど打ってはおれません。
レイヤーを使えば、とりあえず手書きでメモを取って清書レイヤーを追加して後でゆっくり清書なんてことも可能です。今までの消しゴムツールではせっかく書いたテキストまで巻き添えで消えかねなかったですが、レイヤーを使えば気遣い無く消すことも出来るので、清書作業がはかどるのではないでしょうか?


(2).視点切替え
考えをまとめる際に複数の視点が必要となる場合、視点毎にレイヤーを設けて書くというのはどうでしょうか?
レイヤーのON/OFF機能により、視点のON/OFFをしながら多角的に物事を整理できるのでは?と思います。


…いや、思うだけですが。(汗)


(3).プレゼン
予め図表などをレイヤー分けして書いておき、見せる際にON/OFFしてプレゼンに使うことも出来そうです。
#そもそもリナザウでプレゼンやる人がいるのか?という根本的な問題はこの際目をつぶります。


…うーむ、こう考えてみるとやっぱり清書用にしか使えないのだろうか?




ところで、製作途中にてバグなんだけど面白いという現象がありました。
レイヤーオフにした選択レイヤーに書き込むと、書いた後すぐ消えるのですが、実は記録に残っているというものです。
#選択レイヤーに書き込むのだから、当たり前といえばあたりまえなんですが…


現在は非表示レイヤーが選択されている場合は入力をうけつけていないので、このような現象はおこらないのですが、動きがなんだか魔法の日記帳みたいで面白いなぁ…と感じました。


お遊びでつけても良い機能かもしれませんね。