いやはや、もぅ。

海外のBBSでFreeNoteQtがlibsl使っているからsharp rom以外のromを使えない。
という話題が(ずいぶん前から)出てまして、当方もlibslの利用をどうするか正直悩んでいました。
色選択とファイル選択に使っていたのですが、正直、ファイル選択はともかく色選択は結構作るのが大変だ…と感じており、手を出さずにいたのです。
しかし、もともとFreeNoteQtの色選択では細かな色を出せないという問題があり、自分もちょっと不便に感じていたのでついに禁断の領域に手をだす羽目になってしまいました。


で、今回作ったカラーセレクターなのですが、素早く基本色を選択する部分と、色相をコントロールして中間色をじっくり選択する部分に分けたものです。


さて、色の選択方法というと、大きくHSV系とRGB系に分かれます。
RGBというのは、光の三原色の強さの度合いで色を求めるもので、HSVというのは、色相、彩度、輝度という3つの要素から色を決めるものです。


直接数値を扱うにはRGBの方が分かりやすいと思うのですが、プログラムで中間色を作るには色相系の方が楽です。
それは、色の濃さと暗さを彩度、輝度で制御できるためで、同じ系統の色の明るい、淡い、暗いという様々なバリエーションを作ることができます。また、色相も赤->緑->青->赤と暖色から寒色に変化し暖色へと戻るため、色を決めるときにもイメージしやすいと考えています。
ちゅーことで、FreeNoteQtのパレットも色相を使ってみました。
塗りつぶしのできないFreeNoteQtには正直「ネコに小判」のような機能ですが、他のグラフィックツールなんかに流用できるようにちょっと力を入れてみました。
今後、自分が作るアプリのセレクターはこれをつかっていきたいと思います。
#でもグラフィックツールつくるとは思わんけどね…。(^^;