Alien vs Predator

エイリアンシリーズをみていつも思うのは、退廃的で薄暗い未来の映像。
でも、このAVPの舞台は現代。
100年に一度、人間を餌にエイリアンを繁殖させ、狩りをすることで戦士の証を得るというプレデター
南極の地下に巨大ピラミッドを発見した人類が探索に向かった場所は、エイリアンを繁殖させるた
めの施設だった…というもの。
どちらも凶暴なモンスターとして映画ではおなじみの両者。果たしてどちらが強いのか?というのは、結構興味深かったりもします。


もうタイトルからしてネタ映画であることは間違いなく、内容も期待を裏切ることなく、内容は二の次でエイリアンとプレデターの戦闘に主眼を置いています。
それぞれの戦い方の特徴がよくできており、なにも考えずにみればそれなりに面白いと思います。
ただ、エイリアン独特の薄暗い雰囲気はあるものの、振り向くとそこにいてびっくり!的な演出は(ねらってはいたものの)いまいちだったように思えます。
そういう面では、エイリアン1は偉大です。


ちなみにこの映画、試写会を青函トンネルに設置したミニシアターで行うという試みがあったようです。世界一深いところで行った試写会ということでギネスに申請したもよう。結構面白い企画ですね。ただ、東京から映画1本みるのに7万も出せるか!ってのが個人的な見解です。
それでも、2回上映で250名近く集まったというからびっくりです。
設置には3000万円かかったそうですから、それでも赤字なんですね。