三台目の戦車(ネタバレ注意)

ストーリー的には投げっぱなし状態となってしまったため、興味本位でニューフォーク北のビル廃墟に向かうことにしました。
ニューフォークのバーにてヘッケル、ジャッケルと名乗る人物と出会いました。
ヘッケルとジャッケルといえば、スパイvsスパイの主人公の名前らしいですが、どうみても不思議の海のナディアのハンソンとサンソンに見えてなりません(まあ、ヘッケルとジャッケルの一方は女性なのですが…)。
彼らは大破壊で失われる以前の文明に関わる何かを集めていると言います。
そんな中紹介されたのが、ニューフォーク北のビル廃墟でした。
上空に巨大な鳥の影がうごめく中、ビルを探索していくと最後に探索したビルにて偶然、戦車モスキートを発見。入手できました。
付けた名前は、ハガル(Hagall)

アルファベッド:H  意味:雹

 ハガルはルーンの中でも特別に"マザー・ルーン"と呼ばれるほど最も重要な物の一つです。
ハガルは"雹"つまり、天から突然降ってくる氷を表します。
雹は穀物を荒らし、甚大な被害を与えるため、突然のアクシデントや予測できないような災いを意味することが多いのです。
 しかし、ハガルには凶意ばかりがあるわけでなく、奇妙なことにハガルのもう一つの表記法”*”はラッキー・スタート呼ばれ、家を守護するために建物などの壁に刻まれることもあります。
 また、ハガルは"現実性""物質性"を表し、ハガルが表すソリッドな原(型)がなければどんな物も形をなすことが出来ないからです。
このルーンがマザー・ルーンと呼ばれているというのは、英語でマザー(母)はマター(物質)とも関連する言葉であり、カバラでは形を与える原理(ビナー)は同時に母を表しています。

※ルーン文字の解説は、魔導の部屋(http://www.ncn-t.net/ridwarn/rune.html)を参考にさせていただきました。

発見時に鉢合わせた、戦車コレクターのベルディア姉弟が歯牙にかけぬほどの貧弱戦車ですが、この戦車の入手により、この後ソルジャーが加わってもすべてのメンバーが戦車に乗ることができるようになりました。
また、全く戦車があることを予測していなかった時点での思わぬ幸運にちなんでの命名です。