伝統か顧客ニーズか?

出張の帰り、久々に「あまんじゃく」に行きました。
いつも通りそば玉ダブルを頼んだのですが、何か違う。
先代のころは、ダブルを頼むと問答無用でそばとうどんのミックスだったのですが、今回はそばのみでした。

不思議に思って聞くと、顧客ニーズをくんで混ぜるのをやめたとか…
ニーズはあったでしょうに、頑固にスタイルを変えなかった先代と、顧客ニーズを取り入れた二代目。
生き残り戦略なのかもしれませんが、私にとっては「あまんじゃく」の特徴であるうどんとそばが混沌としたサプライズが失われ、普通のお好み焼き屋になってしまった気がしてなりません。
頑固を貫くにはまだまだ未熟*1ということもあるのかもしれませんが、少し残念で寂しく感じました。
二代目には大好きなお店の味と伝統を守って更に頑張って欲しいと思います。


追記:
まぁ、もともと親父を愛でる店という感じがしていたので、結構きついかもしれないですね。
親父さんのカップルを見かけるとだれかれかまわず「お好みいかがです?奥さん」と声をかけたり、注文が入ったり、お金を支払ったりしたときに、「ありがとうございます。感謝〜」と大きな声で言われたり、そういう雰囲気が楽しいお店でしたが、二代目はそういった掛け声もなく、ひたむきさは感じるものの、そのへん吹っ切れてない印象をうけます。その辺も含めて「あまんじゃく」だと思うのですよ。

*1:やはり先代のほうが美味しい