十種ヶ峰(とくさがみね)

いつものメンバー+αと今月分の登山に行ってきました。
今回は、山口県阿武郡阿東町の長門富士こと十種ヶ峰(989m)へ行ってきました。
登山ルートは十種ヶ峰スキー場のゲレンデを遡上するコース。
少々なだらかなコースを選択することもできたのですが、メンバーの要望により思い切り直上(汗)


出発時は小雨であったため、ぬれた地面を踏破。
急斜面であったため、所々生えている茅をつかみながら全身を使って登りました。
リフト監視所からの風景
ようやくリフトの監視所のあたりまで登りましたが、そこからもずっと続く草原。
おそらくゲレンデとして整備しているのでしょうが、林道を横切ってもまだまだ同じような風景が続きます。


途中でまむし草など珍しい植物に気を奪われつつ、草原をぐんぐん登ります。
まむし草


最後まで登り切った時点で、それ以上道がないことに気づきました。
山頂間近にして行き止まり。どうやら道に迷ったようです。
急斜面をまた下るのも嫌なので、いろいろあたりを調べてみるとどうやら下る道を発見。
そのまま正規のルートまで一旦下り、ようやく登山道に合流できました。
そこから階段の整備された緩やかなコースをとりようやく山頂につきました。
山頂


あいにく曇りであったため、日本海などを望むことはできませんでしたが、さすが1000m近い山だけあって山頂からの風景は絶景でした。
眼下に大きな田園が見えたので思わず写真に撮りました。このあたりは、山口県のおいしいお酒「獺祭」で使う山田錦を作っているとのことですので、もしかするとこの田んぼのお米がそうなのかもしれませんね。
田園


帰りは、登りで採用しなかったコースで下ったのですが、こちらは階段も整理されていなかったため、土の急斜面をびくびくしながら降りました。
登るときの階段は最悪ですが、下るときの階段は安全で良いのでちょっと失敗したかもしれません。
帰りは濡れるのが嫌だったのでおとなしく林道を降りました。
今回のズボンは登山用だったので、水がしみることは無かったですが、靴*1と手袋はびちょびちょでした。次回からは脚絆やスパッツ*2、登山用手袋を用意しようと思います。


帰りは船方農場にてバーベキュー。
ここで、ソーセージ作り体験も行い充実した一日でした。
山はともかく、今度の休みなどには農場には妹夫妻も連れてきてあげようかと考えています。

*1:防水仕様でしたが最初の登山で防水機能なんて意味無いほどの大雨に見舞われて既に機能しなくなっていました。

*2:足首を覆い、靴に砂が入る事を防ぐ衣類。