GUIGrep改造中

ユーザさんからのご要望により、久々にGUIGrepを改造中です。
内容は検索結果の一覧を見たいというもの。
実は検索結果の一覧だけならばExportでCSVに吐けるわけですが、リナザウにはCSVをうまく見るアプリが少なく、かつプリビュー画面でヒットキーワードが赤く表示されている状態が消えることが残念ということで別途実装することになりました。


さて、プログラム的な話をすると現行プリビュー画面で文字を赤く表示しているのは、QTextViewという部品なのですが、これが結構処理が重い。
リファレンスによるとQSimpleRichTextと異なり、大きなテキストを表示できるとのことでしたが、やはりかなりのパワーを必要とするようで、
検索結果をそのまま「どん」と出してしまうとSL-A300なんかではまともにスクロールしません。
ということでやむなく一度に表示する文字数の制限をかけることになりました。


この重さはなんとかしたいとは思うのですが、この実装のためだけに専用表示のWidgetを作るのもなんだかなぁ…という気がしているため、一度に表示できる行数をユーザ自身で設定できる方向で逃げようかと考えています。


しかし、リナザウの開発にあまり力を入れなくなった現在においても、GUIGrepは結構ちょくちょくと要望があることを考えるとこのアプリって結構ヒット商品(…別に売ってるわけではないですが…)なのかなぁ?と思っています。