古代ペルシア対スパルタの戦い（テルモピュレーの戦い）を描いた作品。
迫り来るペルシアの脅威に対し、規則に反してでも祖国を守るために立ち上がった300人。
という熱い背景と、時代が古代ギリシアであったので、なんとなく、グラディエーターのようなものを期待していましたが、私には少々血生臭すぎました。
戦闘シーンはスローモーションを多用したもので殺陣を映えさせるには十分な効果を発揮しており、対人戦の面白さは群を抜いています。
しかしながら、一方でどう見ても強大な敵があまりにもあっさりと敗れ去るシーンが淡々と続くため、飛び散る血の量の割には淡々としていて単調な印象を受けたことが残念でなりません。
